ねむの木が咲くと梅雨はあけるらしい!!

五月晴れの小麦畑     梅雨に入ったのに夏空が広がり雨が降らない、天気予報も早ければ7月1日に梅雨明けになるかもしれないといっています。
1月下旬に播種した小麦が、雨に遭い収穫できないかと残念に思っていたら晴天に恵まれ、コンバインの故障にもめげず短時間にて収穫できました。
この圃場の近くに農作業にやってくる86歳のおじさんが言うには「こかの木(ねむの木)の花が咲くと梅雨が上がる」らしい!!
梅雨期の麦刈りは雨上がりの晴れ間を見計らっての作業なので、思うようにはいかない、それなのに収穫後のわら集めの作業を含め大変スムーズに作業がすんだ。晴天が続いたので天日干しがうまくいきました。なんだか嘘みたいな牧歌的な楽しい日々でした。労働ですので夜は深い眠りにつきました。
今回の小麦栽培の問題は雑草取りが最後まで付きまといました。 ある大手の牧場から購入した堆肥から外来植物の通称ブタクサが繁茂し、圃場を埋め尽くしてしまうほどの勢いです。
普通の雑草は、ある程度麦が生長すると麦の陰で延びないのですが、ブタクサは麦の背丈より伸びてしまいす。そして麦の生長を阻害します。根こそぎ取らないとまたでてくる厄介な外来植物です。バイオマス産業の材料となる植物繊維が豊富にあるようです。
この残さが収穫袋まで混入しています。これを選別するのは「とみ」と呼ぶ道具があったのですが処分してしまったので、こまめに選別しないと、精米所のおじさんに小言を言われる要因を作ってしまいます。「おたくんとは残さがあるので、ふるいにかけとったばい、機会にまじるので気おつけてくだい」と言われかねません。
『毒麦』のたとえ
イエスは別のたとえ話を持ち出して言われた。「天の国は」次のようにたとえられる ある人が畑に良い種を蒔いた。.人々が眠っている間に、敵が来て、麦の中に毒麦を蒔いていった。 芽が出て、実ってみると、毒麦も現れた。『だんなさま、畑には良い麦をお蒔きなになったったではありませんか。どこから毒麦が入ったのでしょう。』主人は、『敵の仕業だ』と言った。 そこで、僕たちが、『では、行って抜き集めておきましょうか』 と言うと、主人は言った。『いや毒麦を集めるとき、麦まで抜くかもしれない。刈り入れるまで、両方とも育つままにしておきなさい。刈り入れの時、「まず毒麦を集め、焼くために束にし、麦の方を集めて倉にいれなさい」と、刈り取る者に言いつけよう。』」マタイによる福音書(13-24

2018年06月18日