晴天の秋空に羊雲が広がり始めた、夕焼けになると明日は晴れるという、朝焼けはその日は雨になるという、今日は、羊雲が出ているから明日の農作業はうまくいくだろうと心が晴れた

農業者として私は、失格の経路を歩んできたようです。
米の栽培と野菜の栽培を小規模経営でそれなりに有機栽培を習得し,健康な安全な農産物を栽培できればと心得ながら、ここ20年間やってきたつもりでした。
その結果,腎不全と診断されて3年間の透析生活をおくっています。

安全な農産物を栽培したとしても、ちゃんとした食生活を送っていたとはいえませんでした。飽食の時代に自制もなく飲み食い自由に無駄な時間を費やしていたようです。


闘病一年間は腎不全から来る諸症状と、悪慣習から生じるトラブルに苦しみました。

農業を営んでいなかったら最っとストレスをかかえていたかもしれません。  なんとか始めの一年は乗り越えることができました。
そして2~3年目は不思議と健康な日常生活ができるまで回復しました。   この期間に起こった出来事は導かれるままそれを実行した賜であると思います。私はいい出来事からばかりに恵みを受けたとは思いません、災いからも恵みを受けることができました。。また、人並みの健康を維持できるばかりでなく、病気の状態からも恵みをうけるようになったと判りました。

経済状態がいいわけではありませんが、悪くても良くても恵みをうけているようです。良くても悪くてもその状況に左右されることが無くなったということですね。
農作業と闘病と趣味から、変遷した生活を垣間見てみました。

それは11月になったある晴れた午後のことです。
稲刈りが終了し8月下旬に播種した秋野菜類が10月になると圃場を豊かに彩り、秋になったというのに夏を思わせる日中の日差しが農作業を困難にし、青空を徐々に変えていく淡い綿状の雲がどこからともなく出てくるのを気付きながら、空を仰ぐと西側一面に羊雲が覆っています。


この雲が羊雲と判明するには、透析時間の読書がなかったら天気予報の情報からは知ることはなかったでしょう。図書館から借りてきた気象の本の読後の記憶を手がかりにブログを書いています。

羊雲が青空に出ていて、他のいかにも怪しげな雲が出ていないときには、明日の天候は晴れになるそうです。稲刈り時期を終えてからの雨は、水田を裏作として耕すのに大変な労力を必要とします。


だから晴れの兆候が現れるとうれしい限りです、天気予報で1週間晴れの予報が出るよりうれしい、予報はコロコロ変わるし晴れマークなのに晴れない日が多々あるからです。

2~3年前の栽培方法といいますと農薬を使わない、除草剤を使用しない、化学肥料を使わない有機栽培にこだわっていました。季節と野菜の種類が制限されます、例えばキャベツ、ダイコン、人参は晩秋から初春においては無農薬栽培が可能です、初夏に栽培するナスビ、キュウリにおいてはそれも可能です、しかし長期に栽培するのは病害虫が栽培を困難にします。 そうなると年間の野菜を栽培する期間も制約されることになります。


 稲の除草は農薬を使わず栽培できるようになりましたが、野菜に関する限り夏の雑草の繁茂が甚だしく除草時間を炎天下で励行することは命にかかわります。

闘病生活をしていて、より健康な農産物の栽培方法はないかと、自然栽培に切り替えようとしていました。その同じ時期RAPT理論というネット記事を読むようになり、世の中のからくりを理解するようになりました。自然農法のからくり~農業のからくりを知り、また菜食主義、玄米療法の罠を知り、のしかかっていた自爆からみるみるうちに解放されました。

稲作栽培では今までの有機質栽培で除草もできるようになりました。(20年間達成できなかったものです、完成したわけではないことを判りましたので後で記します。)
ここで大切なのは、慣行農法とか微生物農法とか先端技術を駆使した栽培を見直ししたからではないということです。栽培の基準とか作業、管理のありかた。シンプルに言うと働き者となれたからです。真面目に脇道にそれず人目を気にせず笑われようと、非難されようと勤勉に正攻法で取り組んだからです。

野菜においては栽培方法にこだわらなかったので自給率が3割から8~9割にアップしました、期間限定の野菜だけではなく年中とれると言う状況が達成しっつあるということです。ABCどこかの圃場(栽培している畑、田、ハウス内)にいけば農産物が栽培されているから収穫できます。無農薬、化学肥料を使用しないとなると自給率は低くなり、労働力が増します。            

有機農法とか自然農法にはスピチュアルナな教えがつきもので、玄米主義とか菜食主義とか自然治癒力、断薬のすすめとかの民間療法がでてきます。この問いにもPAPT理論は答えてくました。

この呪縛からも私は解放されその結果、菜食にこだわっていたので野菜中心、肉を食べるこことを断つていた歳月が20年間ほど続いていました。肉をとるようになって料理のバリエーションが増えました。間違った薬の知識から担当の医師の処方された薬を服用しなかったので、血圧が200あり、治療に支障をかけていました。過ちに気付き、血圧も120に下がり、“断薬のすすめ”の間違いから解放され透析治療も効果をあらわし日常生活にも農作業にも、意欲が回復し健康な状態を維持しています。

この悟り(判るという経過)がなかったら、神経障害による手足の痺れ、思考の低下、アトピー症状、体力減退、視力低下、一命を取り止めたとしても怠惰な農業者のイメージを負いながら反社会的になっていたかもしれません。

「アリとキリギリス」のキリギリスになり、アリさんみたいに晩秋の畑に育った人参、白菜、キャベツの圃場を見回りながら、空一面に広がった羊雲を見て「明日は晴れるな」と思いながら明日の農作業の計画を立てることなどできなかったでしょう。

「悟り」という言葉に拒否反応を示されるかもしれませんが、この悟りを与えてくれたオリジナルはRAPT朝会の有料記事にありました。
闘病生活をおくりまた親の介護が重なり、今までの生活が一変し、はたまた社会の経済状態が悪化し暗いニュースばかり流れる世相に、これだけ希望を持って(人の目にどう映っているか判りませんが)日常を遅れるのはRAPT朝会有料記事を読んでの出来事です。


20代30代の若い世代が生き方、成功法を学ぶのはいざ知らず、還暦を過ぎた者が希望と言ったら笑われるかもしれませんが、嫌なことはあるにもかかわらず朝起きて一日が始まると、不思議と意欲がでてくるのです。

長い間スピリチュアル系にはまっていましたから、初めのうちは時間つぶしかなと思っていましたが、「罪の深さ」「スリルとサスペンス」「サタンの正体」「聖書の歴史」を知るに及び、聞き入るように学び、読み、祈り実行するようになりました。

宗教遍歴の多い私ですが、聖書を読む機会は60年間ありませんでした、ましてや聖書の封印を説かれた話など聞こうとは思ってもいませんでした。私と同じような自爆から解放されたい方は参考にしてください。

 

2019年11月16日